誘引中

05/02/24

すべての果樹は剪定をしますが、日本梨はその後、誘引をします。

棚に枝を配置して紐で固定する作業、それが誘引なのですが、
ただ針金に紐で結べばいいと言うものではありません。

この誘引のやり方で、今年の梨の出来も来年の花芽の付きも違ってきます。

今年の秋に豊水の実がたくさん出来る予定の枝です。
先端を棚につけましたが、途中が丸くなって弓なりになっています。

このままではこの弓なりになった一番高い所から芽が吹いてそれが
太い枝に成長します。
そうなると、その芽が吹いた所から先に出来た梨がまったく大きくなれず、
来年はこの枝自体もつかえなくなってしまいます。

そのため、支柱を渡し、弓なりになった枝をまっすぐになるように、
支柱に結わえます。
こうやって、1本1本棚の針金に結わえていきます。

そして、先端部分もしっかりと結わえます。
この先端をしっかり固定するというのが一番大事な事かもしれません。

どうして先端を固定するのか、それは先端の芽を強く伸ばすためです。
先端が強く長く伸びるとその枝に出来た梨は甘く、大きくなります。
先端が伸びる事によって、養分を根っこからグーーと引っ張るからです。